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孤独な生き方から尊敬と感謝へ

藤田 隼


(ふじた はやと)

私は2023年度さかえやに就職した栃木県出身の藤田と申します。

料理人になりたいと思い、調理師学校を出て、さかえやに就職しました。入社してから私は自分の周りの人たちに尊敬と感謝を感じるようになりました。実は入社するまで私は周りのことなどほとんど顧みない人間だったのです。

昔から体が弱く、小学校のころから家族を含む関わってきた人たちにいろいろな心配をかけてきました。少し走れば喘息、ちょっと頑張ってみようかなと思ったら熱が出たりと中学校までそんな日々が続き、中学では本気を出すことも人よりがんばることも怖くなっていきました。

それによりやる気があった小学校の時に比べて課題をやらない時があったり、テストを適当にすませたり、予習復習を全くしなかったりと、得意不得意ではなくやればどうにかなることでも、やらなくなってしまいました。勉強だけではなく部活動も最初に比べて手を抜くことがあったと思います。

その時は周りは私のことを心配してくれました。もちろんありがたいと思いましたが、でもそれ以上にかまってほしくない気持ち、放っておいてほしい気持ちもありました。

高校生にもなると体はつよくなり、生まれつきの喘息が出ることはなくなりました。ですが、それと同時に今までの放っておいてほしい気持ちがより強くなりました。