料理人になることをあきらめて・・・
市之瀬 優
(いちのせ まさる)
皆さんこんにちは。カピバラに似ていると言われる市之瀬優です。
私のストーリーを少し書かせていただきます。
私は元々料理人を目指して、長野県で唯一卒業と同時に調理師免許が取れる高校に通っていました。 私の家族は料理人の一家で、幼い私はその背中を追って料理人になろうと思い、その後高校を卒業して木曽の旅館で働き始めました。料理人は大変だと聞いていましたが、その数倍の大変さを感じました。未熟な私に料理長は根気よく厳しく教えてくれましが、私はそれに耐えられずにその場から逃げてしまいました。悩んでいた私に、研修でお世話になった先生から、さかえやの雰囲気があっているんじゃないかと、提案を受けてさかえやに入社させていただきました。さかえやに行くのはとても心配でしたが、みんなとても温かく迎えてくれました。さかえやはすごく優しい雰囲気で働きやすく、毎日楽しく料理を学べました。
しかし、そんな矢先に私に異変が起こりました・・・
魚を触ると手が荒れるようになったのです。
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