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精神不安定と向き合って

梅澤 有里


(うめざわ ありさ)

入社5年目、梅澤有里と申します。

私は、学生時代に3回不登校を経験しています。

小学校卒業間近で約1週間、中学校時代に約3年間。高校は、友人に恵まれちゃんと3年間クラスで過ごせました。3年生の時、担任の勧めもあり、生徒会長もやらせていただきました。

しかし、いい事ばかりではありませんでした。

友人関係や、生徒会で上手くいかない事があり、生徒会の仕事がちゃんと出来ない自分を責め、自傷行為を繰り返していました。先生との衝突もあり、生徒会の事を悪く言われ、何もできない自分が嫌で、薬の大量摂取もしてしまいました。それでも、友人の支えや担任の支えもあり、なんとか生徒会長をやり遂げ、無事に卒業することができました。

高校卒業後、新潟県のブライダルの専門学校に入学しましたが、県外から来ている人は少なく、自分から話しかける事が苦手な私は、どんどん周りで友達のグループができてしまい、馴染めず1人で過ごしていました。これではだめだと思い、自分なりに頑張って同じクラスの子に声をかけたりしていましたが、成果は出ず、

「頑張っても報われないのなら、諦めよう」

と、頑張るのを諦めてしまいました。諦めた時期が、就職活動の時期で就職活動も上手くできず、精神的に不安定になり朝起きたら、頭痛と吐き気がして、起き上がる事も困難でした。そしてとうとう、学生生活最後の年に、不登校になってしまいました。

体調不良をバイト先でお世話になっている方に相談したら、「神経外科に行ってみたら?」と勧められて、病院に行きました。そこで、「強迫性障害」と診断されました。

これは、毎日100%仕事や任された事ができないと、自分を責めてしまう。ドアの鍵をちゃんと閉めたか」「電気はちゃんと消したか」と心配になり、5~6回確認してしまう。そんな病気だそうです。

生活習慣も最悪で、朝寝て夕方アルバイトの為に起きる、そんな生活でした。

アルバイトへ行く時も、頭痛と吐き気がしているので、毎回薬を飲んで行っていました。学校は、「来れる時にきていいよ」という言葉に甘えてしまい、月1回行けばいいぐらい、学校から気持ちが離れていました。それでも、就職活動は自分の体調と相談しながら頑張っていました。主に、合同会社説明会に参加しました。その時、さかえやのブースを見つけ、そこからさかえやとのご縁が始まりました。スタッフさんの柔らかい雰囲気に惹かれ、会社説明会に行きました。

スタッフ同士、仲がとてもよく、ここで働いてみたいと思いました。さかえやの就職試験は、ゲーム感覚の試験だったり、面接も堅苦しくなく、自分が心の中で思っている事を素直な言葉で伝えられる雰囲気でした。

その時不登校の事を告白したら、社長は体調面や無事に卒業できるか、親身になって心配してくださっていました。試験終了後も、社長は何回か電話をしてきて下さり、体調面等、気にかけてくださいました。その時、さかえやで職場体験も兼ねて、夏休み期間の研修を勧めて下さいました。

自分も、この悪循環な生活習慣を変えたい、地元長野県にいる時は、体調も良いので、療養としても受けてみようかなと思い、研修を受けました。 

研修内容は、朝と夜のお料理の配膳でした。朝早く、夜遅いという生活で最初は体力的に厳しかったですが、慣れてくると早く起きるのも苦ではありませんでした。

少し慣れてきたころ、ミスをしてしまいお客様に迷惑をかけてしまいました。アルバイトの時、お客様がいるにも関わらず、その場で大声で怒られていたのでそれを覚悟していましたが

「お客様にすぐ謝ったんだよね?そこは凄い立派だと思うよ。今回のミスを次回しないように、活かしていけばいいよ。」

と、優しく注意されただけでした。こんな注意、叱り方があるんだと感動したのを今でも鮮明に覚えています。自分もこういうしかり方が出来る人になりたいとも、思いました。この研修を通して、初めて「仕事は楽しんだ」と思いました。

ここでなら、体力面でも頑張れるのではないかと思い、社長に入社したい気持ちを伝え、幸運にも内定を頂きました。

***

私は弱い自分が嫌いで、自傷行為や薬の大量摂取に逃げていました。辛い環境から逃げたくて、不登校になりました。どれもやっていい事ではありませんが、こういう経験があったからこそ、今の自分がいると、さかえやに就職して思いました。普通に学校を卒業していたら、きっとさかえやに就職していないと思います。

今では、自傷行為もほとんどしなくなりました。両親には、心配ばかりさせて親不孝でしたが、さかえやで元気に楽しく仕事をしている姿を見せれる機会をいただいて、やっと親孝行ができたと思いました。

“つらい過去にも感謝しています”

梅澤 有里


【プロフィール】

  • 上田市出身
  • 平成26年入社
  • 座右の銘